理念

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ぶんぶく堂とは、たぬきが茶釜に化けて恩人に福をもたらすという昔話から取った屋号です。木の温もりを、様々な形に変化させて暮らしの中にお届けしていきます。こんなものがあったらいいなというご要望を形にしたり、生活に彩りを添えてくれる小物をご提案したり。使う人の世代を問わず、長く使いたいと思ってもらえるものを作り続けること。それが「木工百科」であり「ぶんぶく堂」の目指すところです。

ものづくりに必要な要素の多くは生活の中に隠されています。はじめから机に向かって図面を引くのではなく、暮らしを想像しながら手を動かしてみる。そうしてかたちを探るところからわたしたちのものづくりは始まります。木の持つ存在感を活かしながら決して主張し過ぎることなく使うたび生活空間に自然と馴染んでいく道具であること。どこか懐かしく、新しく、使いやすい日本人の感覚を大切にしたデザインであること。それがぶんぶく堂の目指す「かたち」です。